Portfolio

Echoes Crystallization-Formosa

島の水平線と境界線をライティングの反射で空間に示し、空間に領域を作り出す。
画面中央に中心線を引き、破絶滅種の草花で描かれた島は光によって反射することで、影と境界線を作り出し、空間全体に作用し、鑑賞者は意識と無意の中で境界を越え、作品に介入する。
様々な視点、様々な時代の地図や絵をもとに、花々は時間軸を超えて混ざり合いながら島を形成する。
水平面や上空からの視点から見た花で描かれた島の中に、人為的な形で線を介入させていくような構成になっており、花という自然の中に引かれた人為的な線を介入させることで、本来、自然の一部である人間の行為によって変異していくという、存在としてのあり方の問いを示す。
中心線を境として、その上下では時間的な流動を表し、花の位置や同一性を害するように配置させることで、埴谷雄高の言う“自同律の不快”を表し、オリジナルに対する問いと根源的なものが侵されていくことで変化していく世界そのものの生命力を表す。


展覧会:存在のざわめき
会場:関渡美術館 KdMoFA/台北、台湾
年:2020年
素材:修正液、水晶末、白アクリル
サイズ:900cm×300cm
写真:Mind Set Art Center

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